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大規模修繕でよくあるクレームやトラブル

スタッフ

担当:まるやま

大規模修繕工事は、建物の美観や資産価値を維持・向上させるために欠かせない重要な工事です。

しかし、工事の規模が大きく長期間にわたり多くの関係者がかかわる工事であるがゆえに、さまざまなトラブルが発生しやすいのも事実です。

このページでは、実際によく起こるクレームやトラブルの事例と、その背景にある課題、そして未然に防ぐためのポイントについてわかりやすくご紹介いたします。

修繕積立金・修繕委員会に関するトラブル

修繕積立金の不足

近年、マンションの大規模修繕において「修繕積立金の不足」が深刻な問題となっています。

その背景としては、建築資材の価格高騰や人件費の上昇、物価の変動など、長期修繕計画を立てた当時には予測しきれなかった社会的な要因が影響しています。

その結果、当初計画していた工事の実施が難しくなったり、居住者に追加で一時金負担をお願いしなければならなくなったりと、住民の皆さまの間で不満や意見の対立につながるケースも少なくありません。

そのため、長期修繕計画は定期的に見直しを行い、将来を見据えた柔軟な資金計画を立てておくことが重要です。

また、資金面での不安を軽減するためには、経験豊富な施工業者やコンサルタントと連携しながら、住民の皆さまに分かりやすく情報共有していくことが円滑な合意形成と安心感につながります。

【修繕積立金が不足した場合の主な対応策】

■緊急性の高い工事から優先して実施する
建物の安全性や性能維持に直結するような、緊急性の高い工事から優先して着手するのも一つの方法です。

例えば、外壁の剥落リスクや漏水など、住まいや生活に支障をきたす可能性のある部分から対応することで、限られた予算内でも重要な修繕をしっかりと進めることができます。

その他の工事については、状況を見ながら時期を調整することで、全体の負担を分散することも可能です。

■一時金として住民から追加徴収する
不足している資金を、一時金というかたちで区分所有者の皆さまから集めて補う方法です。

早急に必要な資金を確保することはできますが、住民の皆様にとっては予期せぬ出費となってしまうため、一時金の追加徴収を実施する場合には、十分な説明と丁寧な合意形成が非常に重要となります。

■金融機関から借入を検討する
修繕積立金が不足している場合、金融機関から資金を借り入れ、分割え返済していくことも選択肢の一つです。

この方法なら、一度にまとまった資金を用意する必要がないため、住民の皆さまの一時的な負担を軽減しながら、計画通りに工事を進めることができます。

ただし、借り入れには金利が発生するため、返済期間や将来的な資金計画への影響などをしっかりと見極めたうえで、慎重に判断することが大切です。

■積立金が貯まるまで工事を延期する
修繕工事をすぐに行わず、積立金が十分に確保できるまで実施を見送るという判断も一つの選択肢です。住民の皆様への追加負担を避けつつ、計画的に資金準備をできる点は安心につながります。

ただし、その間に建物の劣化が進行する可能性もあるため、延期に伴う影響やリスクについては、事前にしっかりと検討する必要があります。

修繕委員会の結成について

修繕委員会は、管理会社と施工会社・コンサルタントとの間で意見を取りまとめ、工事を円滑に進めるうえで欠かせない存在です。

管理組合や理事会に代わって、工事内容や進行スケジュールに関する住民の意見を集約したり、専門業者との打ち合わせに参加するなど、多岐にわたる調整を担います。

しかし、「専門的な知識がないと難しそう」「責任が重そう」といった不安から参加をためらう方も多く、結果としてメンバーが集まらず、形だけの委員会になってしまうケースも少なくありません。

【修繕委員会の主な業務内容】

修繕委員会がかかわる具体的な業務内容としては、次のようなものが挙げられます。

・大規模修繕計画の見直しや意見調整
・建物調査や劣化診断の確認
・設計・監理方式や責任施工方式などの発注方式の検討
・コンサルタントや施工会社の選定
・説明会、アンケート、掲示など、住民への情報提供と意見集約

これらの取り組みによって、工事の進捗状況や意思決定の過程が見える化され、住民全体での合意形成もスムーズに進めやすくなります。

【委員会の結成時期】

委員会の結成は、大規模修繕の実施が検討され始める2〜3年前に組織されるのが一般的です。早期に体制を整えることで、建物調査やコンサルタント選定などの初期段階から関わることができ、計画の精度や納得度も高まります。

【よくあるトラブルと対処法】

修繕委員会の活動では、次のようなトラブルが起こることがあります。

■委員の偏りや非協力的な態度による停滞
委員会のメンバーが特定の住棟や世代に偏っていたり、一部の委員が消極的な姿勢を取り続けていると、委員会内での議論の視点が限られてしまい、住民全体の理解を得ることが難しくなります。

また、参加者が少ない場合には、特定の委員に業務が集中し負担が大きくなってしまう恐れがあります。こうした状居を避けるためには、委員募集の段階から住棟や年代のバランスに配慮し、できるだけ幅広い層からの参加を促すことが重要です。

あわせて、事前に業務内容や役割分担を明確にし、「できる範囲で無理なく関われる」という柔軟な参加スタイルを提示することで、住民の皆さまの委員への参加意欲を高めることができるでしょう。

■住民間での情報格差や不信感の発生
修繕委員会の会議内容や工事の進行状況などが住民全体に十分に伝わっていないと、「知らないうちに大きなことが決まっていた」と感じる方も出てきます。

こうした情報の行き違いによって、不満や不信感が広がり最終的には工事全体への理解や協力が得られにくくなる恐れがあります。そのため、修繕委員会の活動はできる限り”見える化”することが大切です。

定期的に説明会を開いたり、掲示板や回覧板などを通じて議事録や進捗状況を共有することで、住民全体の信頼感と安心感を高めることができます。

■委員会と理事会との意思疎通不足
修繕委員会と管理組合や理事会はそれぞれ異なる役割を持ちながらも、連携してプロジェクトを進める必要があります。

しかし、両者の間で情報共有や認識のすり合わせが不十分だと、「どちらが最終決定権を持つのか」「なぜそのような判断になったのか」といった混乱が生じることがあります。

このようなトラブルを防ぐためには、あらかじめ委員会と理事会それぞれの役割と責任範囲を明確にしておく必要があります。

そのうえで、定期的な合同ミーティングを設け、工事の進捗や検討事項について共通認識を持ちながら進める体制を整えておくと、意思疎通のズレを最小限に抑えることができます。

施工会社・コンサルタント会社とのトラブル

工期の大幅な遅延

大規模修繕工事では、天候不良や資材納品遅れなどによって、工期が予定よりも長引いてしまうケースも少なくありません。

特に、外壁塗装や防水工事は天候の影響を受けやすく、気温や湿度、風速などが一定の条件を満たさない場合は、安全面や品質面を考慮して作業を見送ることがあります。

また、近年では資材価格の高騰や物流の影響により、塗料や防水材などの必要な資材が予定通りに届かないこともあります。さらに、災害時などには資材の供給が不安定になることもあり、全体の工程に影響を及ぼす場合もあります。

このような要因はある程度予測できるものの、事前に説明がないと居住者の不安や不満につながることがあります。そのため、計画の段階でリスクを見越したスケジュールを立て、情報共有をしっかりと行うことが大切です。

施工不良があった

大規模修繕工事では、工事完了後に雨漏りや塗装の剥がれ、外壁のひび割れなどが発覚するケースも珍しくありません。その多くは、施工ミスやチェック体制の不備が原因となって起こります。

こうしたリスクを防ぐためには、まず信頼できる施工会社を選定することが重要です。あわせて、保証期間やアフターサービスの内容を事前に確認し、管理組合内で情報共有しておけば、万が一の際も迅速に対応することができます。

また、施工会社が瑕疵保険に加入しているか確認することも大切です。瑕疵保険に施工会社が加入していれば、工事後に万が一トラブルが起きたとしても、瑕疵保険の保険金で補修費用を賄うことができるので安心です。

さらに、工事中は中間検査や完了検査を管理組合側でも実施し、各工程ごとに仕上がりを確認することも大切です。工事後も定期的に自主点検を行うことで、小さな不具合の早期発見にもつながり、将来的な修繕コストの抑制にも役立ちます。

このように、事前の確認と継続的なチェック体制を整えることが、施工不良のリスクを最小限に抑え、安心・安全な大規模修繕の実現につながります。

施工後に費用の追加請求

大規模修繕工事では、事前調査では把握しきれなかった既存下地の劣化や管理組合からの追加要望によって、当初の契約範囲を超える追加工事が発生することがあります。

しかし、追加費用について十分な説明がされず、承認手続きが曖昧なまま進んでしまうと、管理組合と施工会社の間で誤解が生まれやすくなります。

そのため、見積もり段階から工事項目と追加条件について細かく文書化し、変更が必要な場合は施工会社から正式な「変更依頼書」を提出してもらい、管理組合が書面で承認するというプロセスを徹底することが大切です。

あわせて、全体予算の5〜10%を予備費として確保し、定例会議で残予算や追加工事の状況を定期的に共有することで、費用面の透明性が高まり、安心して修繕を進めることができます。

悪質なコンサルタント会社の談合

大規模修繕工事では、調査・設計を担うコンサルタント会社が施工会社と癒着し、見積もりが不当に吊り上げられる「談合」のリスクも無視できません。

こうしたリスクを回避するためには、管理組合が業者選定の段階から公募入札や相見積もりを徹底し、選定基準や手続きを文書化して透明性を高めることが大切です。

加えて、入札や提案内容を第三者の専門家にチェックしてもらうセカンドオピニオン体制を整え、契約書には利益相反防止条項や瑕疵保険の加入などを必ず確認しましょう。

また、修繕委員会を組織し、定例会議で進捗や予算状況などを共有することで、不自然な見積もりや追加依頼にもいち早く気付くことができます。

万が一、疑問やトラブルが生じた際には、以下の相談窓口を活用するのも有効です。

「公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター」
https://www.chord.or.jp/reform/consult.html

「公益財団法人 マンション管理センター」
http://www.mankan.or.jp/06_consult/tel.html

居住者とのトラブル

騒音・臭い・ホコリに関するクレーム

大規模修繕工事では、足場組立や高圧洗浄、ドリルや研磨機などによって生じる騒音や粉じん、塗料や接着剤などから発生する臭気などが、どうしても居住者の生活に影響を与えてしまいます。

こうした負担を最小限に抑えるためには、事前の丁寧な情報共有が非常に重要です。工事開始前に全戸へ詳細な作業工程表と作業時間帯を配布し、「いつ」「どこで」「どのような作業」が行われるかを明確に伝える必要があります。

また、工期や作業内容に変更が生じた際には、速やかにポスティングや掲示板を活用して周知を図り、居住者の不安や混乱を防ぐよう努めましょう。

ベランダ・バルコニーの私物による施工不能

ベランダやバルコニーに植物や家具、荷物が残されたままでは、防水処理やタイル貼り替えといった進まず、工事全体の工程に遅れが生じる可能性があります。

そのため、工事開始前には全戸に対して私物の撤去をしっかりとお願いしておくことが大切です。特に、高齢の方や自力での撤去が難しい方には、管理組合や施工業者による支援体制を案内すると安心です。

また、共有スペースの一部を一時的な保管場所として活用することで、大きな荷物もスムーズに移動ができ、住民の協力も得やすくなります。

万が一、撤去が行われず作業に支障が出る場合に備えては、管理規約に基づいた撤去費用の負担ルールをあらかじめ周知しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

プライバシーに関する問題

建物全体が足場で囲まれると、作業員と居室内の距離が近くなるため、居住者の中には視線が気になると感じる方も少なくありません。

こうした不安を軽減するためには、足場の組立前に実施する住民説明会で、「工事期間中はカーテンを閉めておく」「作業員は室内をのぞかない」といったマナーやルールを具体的に共有し、周知徹底することが大切です。

実際の現場では、目隠し用のシートや透けにくい養生シートを使用するなど、できるだけ外からの視線を感じにくくなるよう配慮して作業を行います。

さらに、居住者から個別の相談があった場合には、日程の調整や追加の目隠し対応など、工事期間中も居住者が安心して過ごせるよう、きめ細やかな配慮と対応が必要となります。

空き巣被害

大規模修繕工事では足場が設置されているため、建物の外部から居室へ入り込みやすくなるという点にも注意が必要です。特に高層階のお部屋では、「窓の施錠をうっかり忘れてしまう」といったケースも起こりがちです。

そのため、工事開始前には「外出時の窓や雨戸の施錠の徹底」や「オートロックの設定見直し」など、防犯対策に関するご案内を全戸へしっかりと周知する必要があります。

また、足場設置の設置期間中は、防犯ネットや鍵付きの柵の設置、夜間に作動するセンサーライトや防犯カメラなどの対策も、状況に応じて検討しましょう。こうした物理的な備えも防犯意識を高めるうえで効果的です。

万が一、空き巣などの被害が発生した場合には、まずは速やかに警察に通報し、被害状況の調査や証拠(足跡や指紋など)の確保に協力します。

被害をうけたお住まいに対しては、管理組合として可能な範囲で保険請求などの手続きについてサポートを行うことが望まれます。

なお、施工会社が加入している保険では、居住者の私物が補償対象外となることが多いため、管理組合としては「足場保険」や「共用部火災保険」などへの加入や補償内容の確認を行っておくと、いざという時にも安心です。

被害発生後は、全戸へ情報共有を行うとともに、再発防止に向けた追加の施錠対策や監視体制の見直しを図ることが大切です。

周辺住民とのトラブル

騒音・臭い・ホコリに関するクレーム

大規模修繕工事は、居住者だけでなく周辺住民の方々の生活環境にも一定のご負担をおかけする可能性があります。特に住宅が密集するエリアでは、工事中の音や臭い、粉じんなどが原因で、思わぬトラブルにつながるケースも少なくありません。

そのため、工事前には近隣住民の方々に対しても丁寧な説明を行い、工事の内容や期間、影響が想定される点などをあらかじめ伝えておくことが重要です。お知らせ文の配布や掲示のほか、必要に応じて個別のご案内を行うことで、相互理解を理解を深めやすくなります。

さらに、騒音対策として作業時間帯を調整したり、粉じん飛散を抑えるために定期的な散水を行うなど、現場での細やかな配慮も近隣との良好な関係を保ち、トラブルを未然に防ぐための大切な取り組みと言えます。

万が一、近隣住民の方々にご不便をおかけした際には、迅速かつ誠意ある対応を心がけることが信頼の維持と安心感の提供につながります。

工事車両の駐車・出入り関するクレーム

工事期間中は、資材搬入や作業員の出入りにともなって多くの工事車両が現場に出入りします。その際、通行の妨げや周辺施設の駐車スペース利用に関するトラブルが発生することもあります。

こうした状況を防ぐためには、あらかじめ工事車両の導線を整理し、必要に応じて警備員を配置するなど、安全かつ円滑な通行を確保する必要があります。

また、通勤や通学のピーク時間を避けた搬入スケジュールの調整や近隣施設への事前連絡と連携も重要です。工事は一時的なものとはいえ、近隣の皆さまにとっては日々の生活環境に少なからず影響を及ぼすこととなります。

だからこそ、ひとつひとつの対応に丁寧さと思いやりを重ねていくことが、工事の円滑な進行はもちろん、地域の皆さまとの良好な関係づくりにもつながります。

大規模修繕でトラブルを未然に防ぐ為のポイント

定期的な長期修繕計画の見直し

建物の劣化状況や必要な修繕内容は、築年数や社会的背景の変化に応じて少しずつ変化していきます。そのため、長期修繕計画も一度立てて終わりではなく、定期的な見直しが重要です。

5年程度を目安に、現状に沿った計画へとアップデートしていくことで、無理のない予算配分と実現可能なスケジュールが組み立てやすくなり、将来的なトラブルの予防にもつながります。

トラブルを想定して計画する

大規模修繕では、思わぬトラブルが発生することも少なくありません。だからこそ、「どのような問題が起こり得るか」を事前に想定し、対応策を検討しておくことが重要です。

過去の事例などを参考に、あらゆるリスクを洗い出したうえで、万が一の際に備えた対処マニュアルを整えておくと、関係者間でスムーズに対応ができるので安心です。

大規模修繕の実績が豊富な施工会社に依頼する

大規模修繕工事を任せる施工業者には、確かな技術力が備わっていることが大前提ですが、近隣住民への対応や居住者への配慮といった「現場対応力」も非常に重要なポイントです。

豊富な実績をもつ施工業者であれば、これらの対応力と技術力をバランス良く兼ね備えており、安心して工事を任せることができます。

施工会社を選定する際には、会社のホームページをチェックし、実績や会社情報、資格の有無などを確認しておくと安心です。信頼できるパートナーを選定することが、工事の円滑な進行とトラブルの予防につながります。

関係者同士でコミュニケーションを取る

円滑な工事を実現するためには、オーナー様や管理組合、施工業者、居住者など、すべての関係者が目的や状況を正しく理解し合い、協力しながら進めていくことが重要です。

その一環として、月1回程度の定例会を開き、情報や意見を共有する場を設けることで、スムーズな情報交換を行うことができます。

対面での打ち合わせが難しい場合は、オンラインミーティングやチャットツールを活用して柔軟にコミュニケーションを図るようにするといいでしょう。

また、掲示板だけではなく、ポスティングやメール配信など複数の方法を組み合わせて確実に情報を届けることも大切です。小さな声にも丁寧に耳を傾ける姿勢が信頼関係を築き、トラブルを防ぎながら工事をスムーズに進める基盤となります。

まとめ

大規模修繕工事は建物の将来を左右する重要な工事ですが、一方でさまざまなトラブルのリスクも伴います。

ビルドアートでは、豊富な経験と確かな技術力をもとに、事前の準備と関係者間の密な連携を大切にし、トラブルの未然防止に努めています。

安心・安全な修繕工事を実現するためには、計画の見直しや丁寧な情報共有が欠かせません。大規模修繕に関するご相談やご質問がございましたら、どうぞお気軽にビルドアートまでお問い合わせください。

すべての関係者の納得と信頼につながる工事を目指し、誠心誠意対応させていただきます。

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